September 2020

コレって...あり?

毎週日曜日には地元の農家が野菜などを売る市場に出かける。途中、通るT字路に必ずこのトラックが駐車している。確かに駐車禁止ではないので、駐車違反ではないのだが、コレって、ありなの?

慣れればどれが本当の交通標識なのかすぐに識別できるだろうが、初めて来る人は混乱するのではないだろうか。しかもこのトラック、教習所の所有。他に駐車できる場所がないのか、単に気付いていないだけなのか、面白がって停めているのか、本意はわからない。すぐそばには警察署もある。駐車違反ではないから、放ってあるのだろうか。

 

写真上から

紛らわしい教習所のトラック

道路から離れたところに駐車した同トラック

 

追記

まさか私のブログを見たわけではないだろうけれど、この教習所のトラックの駐車位置が変わった。10月末頃からだろうか、この写真のもっと奥の方、道路から離れた場所に最近は駐車してある(11月12日記)。

 

追追記

それから2週間くらいしただろうか、このトラックを見かけなくなってしまった。

夏の終わり

月曜日には雨が降るだろうと期待していた。例年よりも約1ヶ月早く、森林開催の季節が終わってくれると思っていたのだ。だが、天気予報の雨は時間が経つにつれて、どんどんと遅れていく。確かに月曜日には気温は下がった。火曜日も、日の当たる場所は暖かいが、気温は高くならない。水曜日も、同じように過ぎていった。だんだんと雲が集まってくるのが見える。でも、雨はどこ?

木曜日の降水確率は100%。午後になって、やっと地面が湿るくらいの雨が降った。落雷の予報も出ていた。渇いた落雷で森林火災が始まらないように、と祈るような気持ちだった。そして金曜日。降水確率は100%。日中は青空が見えていた。やっと、夕方5時を回る頃になって、雨が降り出した。雷も一度だけ、聞こえた。そして、本格的に雨が降り出した。

ここ数年、雨期が始まるのは10月半ば以降だった。10月半ばまでは暑く乾燥して、午後4時頃には強風が吹き始め、毎日、森林火災の心配をしていた。

今年は8月に入ってから、涼しい日が続いていた。例年の10月末の気温だった。夜になると、暖かいお風呂が懐かしくなった。雨が始まって、夏が突然終わってしまった。

灰の降る夜

月曜日(9月14日)には雨が来る、とここ数日誰もが心待ちにしていた。9月に入ってから、高温で乾燥した日が続いている。森林火災の危険度が5段階評価で最も深刻な「最大限の警戒度」がほぼ全国で発せられていた。

今年は特にカステロブランコ周辺と北部そしてリスボン周辺で多くの森林火災が発生。私たちが住む中部は小規模な火災はあったものの、消防団の迅速な対応で、だいたい30分程度で抑えられてきた。

12日と13日の週末は、危険度が高いために屋外でのバーベキューも自粛するようにと、ニュースが流れていた。ちなみにバーベキューもするなと聞いたのは初めてだ。

さて、アルバ川平野を真下に見下ろす展望台がある。ピクニック用の石造りのテーブルやベンチもいくつかあり、道路脇だけれどもかなり広い。そこにあるキオスクを利用したレバノン屋台がオープンした。許可を取って店を運営しているのは最近、この辺りに現れたレバノン人。売っているのはマナイッシュ。鉄板の上で薄い丸いパンを焼き、その上にザター(オレガノとゴマと塩を混ぜた粉状のスパイス。オリーブオイルで湿したパンにつけて食べたりする)をふりかけたもの、あるいはトマトソースとチーズを塗ったちょっぴりスパイシーなものの2種類だ。飲み物はビール、ワイン、ジュース、カクテルなどなど。マナイッシュと名付けられたノラ猫もいる。

秋の訪れ

毎年、ジャージーリリィが咲くと秋の足音を感じる。今年、ジャージーリリィは例年よりもかなり早く、8月半ばに既に咲き始めた。

トマトやズッキーニは毎年のことながら、今年はきゅうりとゴーヤも豊作。熱波がほとんど来なかったからだろう。バジルも、グリーンとパープル(これは初めて)がよく育っている。

元気に葉っぱが育っているバジルで、ペストを作った。作ったペストはマフィン型に入れて冷凍、型から出してアイスクリームの入れ物に入れ替えて冷凍庫に保存して、次の季節まで使っている。たくさんバジルが手に入るようだったら是非!

ただ、パープルのバジルはペストにすると鮮やかなパープルではなくなってしまったのでちょっとがっかり...

 

ペストの作り方

材料

取り立てのバジル ぎゅっと押さえつけて2カップ

すりおろしたパルメザンチーズ 四分の1カップ

オリーブオイル 二分の一カップ

松の実かくるみ 大さじ3杯

ガーリック 3かけら

作り方

材料を全て、ミキサーに入れてペースト状にする(だけ)。

 

写真は上から

咲き誇るジャージーリリィ

ステイケーション Staycation

コロナ禍でも都市部以外でなければ、ポルトガル国内は比較的自由に行き来できる。リスボンやポルトは地方よりも感染者数が格段に多いため、行き来が制限されたりする。

より厳しく移動が制限されている英国では、海外の休暇に出られないため、国内で我慢する「ステイケーション」が流行っているという。Stayステイとvacationバケーションを併せた造語である。

私たちも9月初めに一週間、ポルトガル南部に旅行しようかと思っていたが、取りやめた。今まで行ったことがないアルガルベに行こうと思ったのは、今の時期ならば、通常溢れかえっている観光客−大多数が英国人−が来ていないからだ。海岸が美しく、通年温暖な気候でリゾート地として人気がある。

それはいいのだが、パーティタウンとして人気があるため、マナーの悪い観光客も多い。物価が安いポルトガルに来て、安く酔っ払おう...と。そういう(もちろんそれだけではないが)観光客目当てのバーやレストランも多く、外国人観光客のために共通語はほぼ英語だとも聞いた。

英国人の連れ合いがそんなにガラの悪い英国人観光客は見たくもないし、外国人観光客に媚びるポルトガルもいやだ、とこちらに移住して16年近く経つが、まだ、訪れたことがない。それで、今はチャンスだ! ということになったのだが...。

日本人観光客?

在ポルトガル日本大使館から、「日本人観光客を狙った盗難被害の発生」というメールが届きました。早朝、ポルトで日本人が狙われ、貴重品を奪われたということです。こんな時期にもう、日本から観光客が来ているのですね。

日本からポルトガルに来る分には、入国後の隔離は不要ですが、日本に帰国したら2週間の隔離が今でも必要なのではないでしょうか。

それにしても、観光客を狙う強盗やスリも、ここ半年以上仕事がなかったのでしょうね。日本人に限らず、外国人観光客は増えているようです。これまでのロスを取り返すために活発になっているのかも。当分の間は気をつけなければならないのかもしれません。

 

待望の石畳 仕上げ編

さて、石畳は細部の作業を残して終了。職人の作業を間近で見ていた連れ合いは、細部の作業は自分でやることにした。入り口の扉周り、通路が二手に分かれるところ、水はけの具合で高低差をつけるのが難しい場所等だ。

今度は私も石を運んだ。手押し車に10個も乗せると、十分重たい。

いかに歩きやすく、見た目も美しく、高低差のあるところは自然に人が歩かないようにするか...。

縄張りや水盛りをして、杭を打って、考えて、やり直して、を何度も繰り返していた。そして、やっと作業に入る。

まず地ならし。石の高さがあるので、最終的な高さから逆算して余分な土を取り除く。それから砂利を敷き詰める。そして、石を並べて石と石の間に砂利、そして砂を入れ込む。場所によってはちょうど良い大きさにするために石を切る作業も必要になる。さらに、特色と装飾のためにデザインもしなければならない。

一番大変そうなのは石を切る作業。細かい埃が煙のように湧き上がる。吸い込まないようにマスクをしての作業だ。石を並べる作業は文字通り、「コツコツ」とやっていく。装飾に使う石は、旅行先で拾ってきた思い出のある石や古いタイルなど。

プロの職人も顔負けの仕上がりとなりました!

 

写真は上から

石を切る作業。

待望の石畳 職人の作業編

中世のヨーロッパといえば、石畳の街道や路地が思い浮かぶ。二頭立ての馬車が街から石畳の街道へ、それは未舗装の田舎道に続いていく。それだけではない。中庭やパティオの石畳の上にテーブルや椅子を出して木陰で優雅に午後のお茶を楽しむ...。

石畳を敷くことは長い間、考えていた。人づてに職人を紹介してもらったりもしたが、予定が合わずに会えなかったり、見積もりが出てこなかったり、出てきた見積もりが予算と合わなかったりで、なかなか実現しなかった。

そしてコロナ禍。私は日本で足止め。ポルトガルでも外出規制で基本的には不要不急の外出が日本よりも厳しく制限された。石畳職人も例外ではなく、遠出の仕事がなくなった。そしてやっと、順番が回ってきた。

石畳について、ロマンティックなイメージもあったが、現実的な理由もあった。一つは雑草。春には刈っても刈っても雑草が生えてくる。次に雨。雨が降ると泥だらけになる。更に、地面に起伏があるので人によっては足元がしっかりしない。何より、石畳だと見た目が何倍もよくなる。