夏の終わり

月曜日には雨が降るだろうと期待していた。例年よりも約1ヶ月早く、森林開催の季節が終わってくれると思っていたのだ。だが、天気予報の雨は時間が経つにつれて、どんどんと遅れていく。確かに月曜日には気温は下がった。火曜日も、日の当たる場所は暖かいが、気温は高くならない。水曜日も、同じように過ぎていった。だんだんと雲が集まってくるのが見える。でも、雨はどこ?

木曜日の降水確率は100%。午後になって、やっと地面が湿るくらいの雨が降った。落雷の予報も出ていた。渇いた落雷で森林火災が始まらないように、と祈るような気持ちだった。そして金曜日。降水確率は100%。日中は青空が見えていた。やっと、夕方5時を回る頃になって、雨が降り出した。雷も一度だけ、聞こえた。そして、本格的に雨が降り出した。

ここ数年、雨期が始まるのは10月半ば以降だった。10月半ばまでは暑く乾燥して、午後4時頃には強風が吹き始め、毎日、森林火災の心配をしていた。

今年は8月に入ってから、涼しい日が続いていた。例年の10月末の気温だった。夜になると、暖かいお風呂が懐かしくなった。雨が始まって、夏が突然終わってしまった。

今年もあと残すところ、3ヶ月強。新型コロナウイルスで始まって、日本の緊急事態宣言、欧州の緊急事態宣言と移動制限。天候不順の夏。中途半端な感じで秋になってしまった。

コロナ前の生活に戻ることはないだろう。が、コロナ後の日常はいつ訪れるのだろうか。激動の時代を生きることには不安がつきまとう。同時に、これほど興味深い時代はない。人類がどのような方向に進んでいくのか、見守っていきたい。

 

写真は上から

雨が上がりの夕日

雨上がりの夕焼け

沸き上がる雨雲