August 2018

ちゅっ!

夫のアジア出張に便乗して、友人が一家でアジアを回ることになった。日本にも二日だけ滞在する。楽しみにして、インターネットで色々と調べているようだ。私にもあれこれと聞いてくる。

それで、だ。

彼女「ねえ、ねえ、日本ではキスのことを『ちゅっ』て言うんですってね? じゃあ、別れる時、『ちゅっ、ちゅっ!』て言えばいいのね?」

私「...。」

ポルトガルでは友人同士とか知り合いで、別れる時にbeijinhos! とよく言う。メールの最後にもbjs( beijinhos の短縮形)と書かれていることが多い。じゃあね、とかまたね、とか言うくらいの意味だ。直訳すると「キス(複数形)」。英語で話していると、 beijinhosの代わりになぜかkiss, kiss! と繰り返す。だから、ちゅっ、ちゅっ...。

私「だめだめ、日本でそんなこと言っちゃだめだよ。何かと思われるわ。初めて会った人にキスしてもだめ、ハグしてもだめよ!」

隣人のアリスに言わせると、昔はこんなに誰にでも彼にでもキスしたりハグしたりはしなかったという。「時代の流れなのかもしれないわね」とため息をついた。

うちの庭

7月末には連日40度を超える超猛暑があった。そしてここ2週間ほどは毎日35度を超える猛暑。それでも、6月末まで雨が降ったおかげで、井戸水はまだ心配なさそうだ。さすがにここ一週間の暑さで水揚げをしなければならなくなってはいるが、庭は例年に比べてまだ青々としている。

写真は上から

豆と大ひょうたんとぶどうのつるで覆われた屋外シャワー

大ひょうたんのこども

大ひょうたんの花

 

ベンフェイタの夏祭り

ベンフェイタの夏祭りに行ってきた。これは外人コミュニティではなく、ベンフェイタ村の主催。出店は地元外国人が多い。お客さんは夏休みで帰省しているポルトガル人が多いせいだろうか、ポルトガル人も多かった。

出し物で、地元の劇団による喜劇やプロのファド歌手によるパフォーマンスが行われた。

私は自家製の石鹸を売りに出したが、不調。スティーブのバーはまあまあ、好調だった。メニューは自家製蒸留酒で作ったミント・リキュールもしくは蒸留酒のトニック割り、マデイラ産バナナとヨーグルトのスムージー(希望者には蒸留酒をサービス)、そして自家製ぶどうジュース。

写真は上から、フェスティバルの様子とお手製の椅子や足置き。お手製とは言ってもほとんどプロ並み。

 

家を作る その3 一週間後

一週間後の月曜日に、また手伝いに行った。壁はさらに2段積み重ねられ、屋内の一部は床を作るための地ならしも始まっていた。

予想最高気温は37度。風は通るものの、かなり暑い。

先週いた子猫はいなくなっていた。

写真は上から、積み上げたばかりの壁の上で作業をするレイン。

平らに整備された屋内。

出窓になるのだろうか、オーブンになるのだろうか。屋内のディーテイル

家を作る その2

レインの家の建築現場を写真でもう少し紹介したい。

写真は上から、粘土を型に入れる作業をする友人。このようにウールを真ん中に入れて、粘土を入れてから足で踏み固める。壁の厚さはだいたい50センチくらい。

あまり手を貸していない子猫。

家が完成するまで、彼女たちは敷地内に張ったテントで生活している。

家を作る

去年の10月15日の大火で全焼してしまったレインの家は、 ポルトガル特有の石造りの家だった。二人の娘を育て、一時期は馬も飼っていた。何度か遊びに行ったことがある。整然と片付いているわけではないが、思い出が隅々まで詰まっているような家だった。

徹底的に持続可能な生活を目指し、実践していた。...もちろん、今でも実践している。創意工夫の人で、多少頑固なところもあるが、地元のコミュニティの推進力でもある。

火事の後、この状態ではこれからどうやっていくか考えられない 、と全焼した家の片付けを終えてから数ヶ月間旅に出た。帰ってくると、早速再建に取り掛かった。

「今までと同じことはもう、できないわ。今度は火事でも燃えない家を作る」

そして、作り始めたのが粘土壁の家である。真ん中に断熱材及び補強材としてウールを入れて少しづつ、積み重ねていく。夫には軽い身体障害がある。日常生活に支障はないが、重労働ができない。コンクリのミキサーを回し、バケツで粘土を運び、彼女は黙々と作業を続ける。

8月13日に遊びに行った時には、近所の友人が手伝いに来ていた。彼女は毎週手伝いに来るのだという。たまたま里帰りしていた娘も、手を貸していた。もちろん、私も手伝った。

ピザ・パーティ!

石造りのオーブンがある友人の家にピザ・パーティに招ばれた。彼女の家はアヴォの郊外にある。去年10月の大火で、農地やティピィは焼失したけれど、彼女の家は奇跡的に焼失を免れた。家のある山麓はほぼ全滅。隣人の多くがいなくなってしまった。彼女も大火の直後、「もうこんなところには住めない。友人が皆、いなくなってしまったし、どちらを見ても焼け跡で真っ黒。山火事のないとこをに引っ越すわ!」と言っていた。

数週間前に会った時、「いろいろ考えたけれど、やっぱりここに留まるろうと思い直したの」と言っていた。

庭にあった木はほとんどが焼失してしまった。山麓も木がなくなってしまったので、見通しが良くなった。すぐ下にある村が良く見える。

写真は上から、石造りのオーブン、お好みで作るピザに乗せる具、ピザを作っている友人。

ローロウザの中世夏祭り

ポルトガルの夏は毎週どこかで夏祭りが行われている。私たちのお気に入りは中世の夏祭り。村人が中世の衣装を身につけ、屋台や夜店がところ狭し、と道や広場を埋め尽くす。中世をテーマにした寸劇や大道芸が路上で披露される。コインブラなど都市でも中世の夏祭りは見られるが、村で催される中世祭りはさらに味わい深い。ということで、ローロウザ村の中世夏祭りに行ってきた。

この祭りも年を重ねるごとに少しずつ規模が大きくなっている。出し物もさらに工夫されて面白くなってくる。

今年は教会前の広場で魔女狩りの寸劇が行われ、子供達がそれこそ釘付けにされて見ていた。広場の真ん中に十字架が立てられ、その周りに火がともされる。チロチロと燃えるその火で魔女が火刑に処される...魔女役の女性は十字架の前まで連れては来られるが、もちろん、火刑に処されることはない。その代わりに、中世の時代には魔女だと言いがかりをつけられて多くの女性が処刑された、という説明で終わる。

この日の目玉は中世の「騎士」による競技だった。村の教会の裏に作られた俄仕立ての競技場で二人の馬上の騎士による競技が行われた。騎士は兜をかぶり、鎧を身につけ、槍で武装している。

緑のカーテン

毎年夏になると、庭で成長するレモンバーベナを収穫、乾燥させてハーブティ用に保存する。今年はすでに一度、収穫した。その後、かなり育ってきたので2度目の収穫をした。

猛暑を引き起こした熱波が通り過ぎた数日後、夕方、レモンバーベナの茂みにたっぷりと井戸水のシャワーを浴びさせた。翌日の収穫に備えて葉っぱについたホコリを落とすためだ。

翌朝、生気を取り戻したレモンバーベナを収穫、屋内に吊るして乾燥を始めた。

写真は上から、緑のカーテンのようなバーベナと天井に吊るしたところを見上げたもの。数日間はいい香りで楽しませてくれる。

ジャッキー・バステック

ギター職人の友人を訪ねて、彼が作ったギターを弾いているジャッキーがドイツから訪ねてきた。彼女はギタリストであり、シンガーソングライターでもある。

年若いのにすでに十分に才能は開花している感じ。ギターを体の一部のように扱う。

一週間ほどの滞在中に、ウチにも遊びに来た。写真はタブアのグリーン・ビーンカフェでリサイタルを開いた時のもの(7月29日)。

 

ジャッキーのリンク: https://www.jackybastek.com/about-1/

グリーン・ビーン:https://www.facebook.com/greenbeancoffeehouse17/

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