In the beginning....

...after so many years in Tokyo, we had this idea that Portugal might be the ideal place to live. In a way we feel forced out -- with an exhaust outlet for a new monster expressway tunnel about to spew NOX over our home here in the centre of the smoke. But whatever the reason, it started with that little thought. And then we came back from a visit to Portugal in May 2004 with a promissary contract on a house in Tabua -- a small town somewhere near the centre of the country. This web log may, if we can find time to keep it up, become a record of what transpires as we try to shift our focus and our life from this Asian metropolis to a house renovation project in the countryside of Portugal.

はじまり

カナダのモントリオールに5年近く留学して帰国してから早くも15年。いつかまた、異国に住むぞと思い続けていました。東京での生活はそれなりに面白かったけれども、やはり、日本は私にとっては住み難い。

パートナーのスティーブもそろそろヨーロッパに帰りたいと言いだして、ヨーロッパへの移住が何となく現実味を帯びてきたのが2年ほど前。それまで、そのうち英国かヨーロッパのどこかに移住しようと冗談半分に話はしていましたが、実現するなどとは考えていませんでした。移住するならばどこにしようか...? 英国は物価が高いし、家なんてとてもではないけれども購入できない。どこかで自給自足に近い暮らしをして、世界化してしまった現代の経済機構から抜け出したい。そのためには耕す土地も必要だ。

以前私が何度か訪ねたことがあるポルトガルならば、物価はまだ安いし、いつもどんより曇っている英国よりも季候はいい。それに、二人とも話すことができないポルトガル語が母語の国だから、英国に行くよりは二人にとって公正でもある、等々。

2003年11月に初めて二人でポルトガルを訪れました。簡単に住みたい場所が見つかると思っていたわけではありません。住みたい家や場所を見つけることが難しいのならば、どこかに家かアパートを借りて、数週間もしくは数ヶ月住み着いて探す必要があるかも知れない、と考えていました。2004年5月、状況は急展開。タブアという小さな街の郊外に気に入った家が見つかり、覚書を取り交わして帰国。9月に再度、ポルトガルを訪れ、購入手続きを済ませました。そして、2005年2月10日の深夜、重量制限ぎりぎり(以上)の荷物を持って、スティーブと私はリスボン空港に降り立ちました。