犬のライカ
私はなぜ、ライカのことを知っているのだろうか。彼女が死んだ時には私はまだ産まれていなかった。それなのに、ライカが尻尾を振りながら、嬉しそうに宇宙船に乗り込む姿を鮮明に覚えている。白黒テレビの映像だ。それがリアルタイムでなかったことはしらなかった。帰還できない宇宙にたった1匹で打ち上げられるライカのことを、あたかも素晴らしいことであるかのように浮かれて報じる番組に違和感を感じた。もちろん、その頃、感じていたことを言語化できたわけではない。何かが引っかかったのだ。
ライカの名前は頭の隅にずっとあった。最近、インターネットで調べて、初めてライカに起こったことをはっきりと知った。
ソ連の「宇宙飛行犬」ライカの悲劇 動物実験の倫理とは

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