第二十日目 シュコドラ(Shkoder)泊

地上の楽園と言われているThethへ向かう。昨日の豪雨が嘘のように晴れ渡ってはいるが、Thethはシュコドラからモンテネグロとの国境に並行して北に向かった山奥にある。Thethまで20キロを切るところまで行ったが、日陰には雪の吹き溜まりができて、道路は薄く凍りってきた。標高はだいたい1500メートル。行かれそうな気もしたが、急カーブが続く険しい山道のどこかで動けなくなったら大変だ。大事をとって、残念だったが引き返すことにした。
アルバニアは観光擦れしていない素朴な国。あちこちで警察を見かけるから鎖国時代の「警察国家」の影を未だに引きずっているような印象もあるが、警官は旅行者の私たちから見た限りにおいては親切であるように見える。

シュコドラの郊外を通った時に、道路脇の貧民街を一瞬ではあるが目にした。狭いところに雨漏りを防ぐためのブルーシートで屋根が覆われた家が所狭しと立ち並び、よくは見えなかったが下水もないようだった(路上に排水が流れているように見えた)。また、この辺りで2回、男性がゴミ箱の中身を物色しているのを見かけた。まだ使えるものがあるか、探していたのだろう。

外務省のアルバニア情報(下記のリンク参照)には防犯対策が載っている。用心するに越したことはないが、現時点(2024年11月)での体感としては、貴重品などにきちんと気を配っていれば特に問題はないようだった。観光シーズンの最盛期だと事情は違うのかもしれない。

随分見て回ったような気分ではあるが、実際にはたったの6泊7日だった。もっともっと、時間をかけて見てまわりたかった。明日はモンテネグロである。

日本外務省のアルバニア情報
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_196.html

写真は上から
シュコドラのモスク
クリスマスの飾り付け
Thethはこの雪山の向こうに...
Thethに続く道で見かけた小屋