第5日目 カステル・サン・ジオバニ泊
眠ったのか眠れなかったのかわからない一晩だった。10時半のチェックアウトに合わせて目覚ましは10時にセットしておいたけれど8時半には目が覚めてしまった。
宿を出発して最初の村のカフェで朝食。コーヒーの注文でつまづいた。イタリア語で何と言ったっけ? ポルトガルではメイア・ド・レイテ(ミルクコーヒー)をよく注文する。スペインで、それはカフェ・コン・レイチェだ。同様にイタリアでカフェ・コン・ラッテを頼んだら、エスプレッソのコーヒーにミルクが少し入ったものが出てきた。ポルトガルだとエスプレッソにミルクを数滴垂らしたこれはカフェ・ピンガ。
連れ合いはポルトガルでいうアバタナード(日本の「ホット」)を頼もうとしていた。スペインでカフェ・セン・レイテを頼んだら、「カフェ・ソロ?」と聞かれた。そうだというと想像していた「ホット」ではなくてエスプレッソが出てきた。ポルトガルでは「カフェ」を注文すればエスプレッソが出てくる。スペインとイタリアではアメリカーノが「ホット」だった。う〜ん。
宿があるイタリアの小さくて静かな田舎の村カステル・サン・ジオバニにはチェックインにはまだ早い昼過ぎに到着。村の中心に城壁があり、城壁の中にも民家がある。宿も城壁の中だ。車もあまり来ない村の路上の暖かい日差しの中で、猫たちがのんびりと日光浴をしている。
村の周りを探索することにした。ドライブをしていると、家族総出でオリーブの収穫をしている光景があちこちで見られた。可愛い城壁のあるカステル・リタルディ村に行き着いた。城壁のすぐ外にオリーブオイルの搾油所がある。とても静かである。この時期にまだ搾油所は操業していない?
覗いてみると男性が二人、低いコンクリの壁に腰掛けている。私たちに気づくと、搾油所を案内すると申し出てくれた。機械の不調で昨日から休業中だから暇なんだ、君たちは運が良かったと言う。プラスティックのクレートに入った順番を待つオリーブが天井近くまで積まれている。
「今年は天候のおかげで、上品質だよ」と作業員の説明。アルバニア出身の彼は出稼ぎに来ているのだ。この搾油所のオーナーは搾油機の専門家で、音を聞いただけで機械の不調がわかる、イタリア全土でこれほどの専門家は100人もいないよ、と誇らしげ。搾りたてのオリーブオイルは1リットル14ユーロだった。
数日前、スペインでネコのおやつを買い込んだ。もちろん、シュウシュウへのお土産ではあるが、旅行中に出会ったネコたちにもお裾分けをつもりだった。宿のすぐ外の路上にいるネコにあげようと袋を開けていると、ネコたちが足元に集まってきた。私たちが宿に帰ってくる足音が聞こえるたびにネコが集まってくるようになった。
カステル・サン・ジオバニ村にたった一軒しかないレストランが、地元では有名だと聞いた。食材は地元から調達している。地元産ワインと一緒に地元の食材で作った料理を楽しんだ。
写真は上から
カステロ・サン・ジオバニの城壁
これは何かのオブジェ?
ブルノ村の搾油所に積まれているオリーブ
健康そうなオリーブ。豊作である




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