スペインで車が故障!
カステロ・ロドリゴからの帰路。特に急いでいるわけでもないので、まあゆっくりと国境を超えてスペインに入って、国境沿いに南下しようかということになった。
車のラジエーターの調子が悪くて、少し前に修理に出した。水が漏れてしまうのだ。一応修理は終わって帰ってきたが、ある程度の長距離を運転してみないと、本当に大丈夫かどうかがわからない。日常的には半径10キロ以内の移動しかしていない。ということで、長距離ドライブを兼ねて、今回の小旅行は修理後のエンジンやラジエーターの調子を見るという目的もあった。
前日、「川魚しかないけれど」レストランに到着して駐車した時には水漏れもなく、エンジンの温度も普通で問題なかった。食事が終わって、出発直前にチェックすると、ラジエーターのチューブが外れて、水が全て流れ出てしまっていた。エンジンの下の方にあるチューブなので、接続はなかなか難しかったが、連れ合いが何とか接続して、水を入れ直して出発。5分も進むとエンジンの温度が上昇。水温計の温度が上がって、「チン、チン、チン」と警報が鳴った。すぐに停めてまたチェック。今度は水漏れではなくて、どうやらチューブ内の空気が抜けていなかったらしい。空気を抜いて恐る恐る、また出発。今度はどうやら大丈夫。
無事にカステロロドリゴに到着した。宿について車を停めてチェックしても問題はなさそう。朝、宿を出る時にもまたチェックした。冷却水が減っている様子はないし、車体の下に水漏れなどの形跡もない。これならば、接続がきっとうまく行ったんだと少し安心した。
ということで、農道のような国境に向かい、国境を超えてスペインに入った。国境の村を通過して、起伏の多い細道を南下し始めて谷に降りたところでまた、「ストップ、ストップ」の警告。道端に駐車。エンジンを少し冷ましてから、また外れてしまったチューブの接続を連れ合いが試みる。1時間ほど、何度も何度も繰り返しても、どうしてもうまくいかない。この田舎道、車も一台も通らない。
「これ、もうダメだよ、僕にはどうしようもないかも」ととうとう匙を投げた。「え〜っ、本当に?」 車のことならまかしておけば何でもできると思っていたのに...。
ポルトガルの保険会社がとりあえず車と私たちをポルトガル側の修理工場まで連れて行ってくれることになった。迎えにきてもらえるまで、まだかなり時間があるだろう。ポルトガルの時間で午後1時、スペインの時間で午後2時に近くになっていた。お昼の時間である。前日、買い出しておいたパン、チーズ、ハム、トマトでサンドイッチを作って道端で昼食。ワインも一本入っていたけれど、今飲んだらやっぱりまずいだろうということになった。ちなみにこの間、通りかかった車は2台だけだった。
スペイン時間で午後2時半ごろ、積載車が到着。ポルトガルに向けて出発。きた時と同じ国境を超えてポルトガルに入ると、国境沿いに南下してビラールフォルモサの修理工場まで運んでくれた。そこから、保険会社が準備したタクシーでグアルダへ、そこで同じく保険会社が手配したレンタカーで無事に帰宅。
車の方は月曜日(16日)にタブアまで輸送してくれるという話だったが、19日になってもまだ到着していない。森林火災の影響はこんなところにも出ている...?
写真は上から
ポルトガルとスペインの国境。ポルトガルからスペインを見る
同じく国境。スペインからポルトガルを見る
道端の木陰に車を停めて、悪戦苦闘中
積載車に乗せられた車




- Log in to post comments