大規模森林火災 2024年 その後
9月19日。起きると家の周辺には煙が漂っている。ただ、気温は低く、秋の気配というか雨が近づいている匂いがしている。今日の夕方には雨が降る予報も出ているので森林火災が終わったような感じもするが、実はまだ80カ所の森林火災が進行中(今回のピーク時は130カ所に及んだ)。
ウチの集落で山火事騒ぎがあった翌日17日にはタブアの反対側の地域まで山火事が移動していた。風下に住んでいる友人たちは夜中の2時頃に消防団員に起こされて、危険が迫っていると告げられ、高齢者や足が不自由な人たちは村のデイケアセンターに避難。友人デイブは火災から家を守るために居残って消火作業と監視を始めた。夜が明けてから、連れ合いが消火の手伝いに行った。
私は体調不良。何でこんな時に! と思ったが夜中からお腹の調子が滅法悪くてトイレから離れられない状態に。どちらにしろ、二人とも出払って、ウチの周りで火災が起きたらお手上げである。キッチンのソファにねころがりながら、万が一に備える。ウチのおネコ様は昨日から外出禁止である。
連れ合いは昼前には帰宅。山火事はデイブの家のかなり近くを掠ったものの、彼の敷地内には入ってこなかったということである。消火作業はあまりせずに、主に監視をしていたという。とりあえずはよかった。
ウチの集落の山火事で、フランス人夫婦は隣村に住むフランス人夫婦(8歳と5歳の息子がいる)と共に、16日の夜はタブアに避難。火は消し止めたものの、この辺りでは夜中に再燃焼する可能性が高い。消防署が水の入った大きなタンクを火災現場の脇にボンと置いて行ったが、取り扱いも説明されていないし消防員が一人も監視していないので、やはり不安だったのだろう。後で連絡を取った友人(デイブの家の風上、つまり火元により近い場所に住んでいる)も、やはり家が危険だと考えてタブアに避難していた。運良く、彼女たちの家は燃えずに済んだ。
ウチの集落の山火事については、誰が火をつけたか大体目星がついている、などという噂がすでに出回っている。
雨が来るまでもう少し。今日1日、無事に過ぎてくれれば、と思わずにはいられない。
写真は上から
16日の朝、家の窓から見えた風景。煙の壁の後ろに、新しく出火した山火事の煙が立ち上る。
昼間なのに煙で覆われて黒くなった空
ウチの集落で起こった森林火災の消火作業をする消防団員たち
頼みの綱の消火ヘリコプター。どこからか汲んできた水を運んでくるところ。本当は散水するドラマティックな写真を撮りたかったのだけど、タイミングを逃した。




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