地中海地方の酷暑熱波

6月には季節外れの熱波でポルトガル中部・北部では35度前後の気温が一週間程度続いた。7月も半ばになると、今度はギリシャ、イタリア、フランス、スペイン南部が49度に達する予報も出るような激しい熱波に襲われている。日陰がないアテネのアクロポリスの丘は観光客が熱中症にならないように日中の暑い時間帯は閉鎖(7月14日から。正午から午後5時まで)。シチリア島では過去の最高気温48.8度が更新される予想が出て、クロアチアでは森林火災が発生。他にもドイツやポーランドまで影響を受けている。場所は変わるが、日本も今日7月16日時点で記録的な猛暑になっていると聞く。

翻ってポルトガル。南部は熱波の影響を受けているがこのあたり(コインブラ周辺)では直射日光こそ強いが、気温は上がっていない。昨晩(7月15日)の夜は最低気温が10.7度まで下がった。朝は寒いくらいである。

ポルトガルでも毎年、40度を超える熱波が何度も発生することを考えると、他のヨーロッパの国々が酷暑熱波で苦しんでいるのにここが涼しいことは信じられない気もするが、考えてみればポルトガルは地中海地方ではなくて地中海の入り口に位置する大西洋に面した国なのである。最も、今回の酷暑熱波は上空のジェット気流が停滞しているために、熱波がポルトガル方面に来ないということらしいが。

夏本番はこれからだ。新しい現実となってしまった熱波と森林火災。今年も無事に乗り切れるように祈りたくもなるが、祈るだけではなく、特に森林火災に関しては準備も万端にしなければ...。

BBC

https://www.bbc.com/news/world-europe-66212501

ガーディアン

https://www.theguardian.com/world/2023/jul/15/europe-heatwave-red-alerts-italy-cities-weather

 

写真は上から

7月17日の地中海地方熱波予報

7月18日のイタリアの熱波予報

ポルトガルの天気予報(7月16日付)

猛暑警戒が発出された国