猛暑第三波 2022

今回の猛暑は、7月29日から31日までのほんの3日間で最高気温も41度。前回2回と比べると、日数的にはプチ猛暑。8月3日現在で、気温は前回(2度目)の猛暑と比べると10度は低い。6月半ばの35度から40度の猛暑も、今考えるとそんなに暑くなかったかもと思えてくる。最も、この時はまだ暑さに体が慣れていなかったから辛かった。これから10日間くらいは最高気温35度前後で推移する予報。一息つける。

それでも、渇水はかなり重篤。井戸にはもう殆ど、水が流れ込んでこなくなった。プラスティックの1トンタンク5個に貯めてある水がなくなったら、隣人から分けてもらうしかない。森林火災を考えると、タンクの水を空にするわけにもいかない。

ウチは生活水には水道水を使っているから、今のところは問題はない。8月5日現在、フランスでは100を超える自治体で飲料水の供給が出来なくなったと言う。ドイツではライン川の水位が下がって、船舶の航行に障害が出ている。数日で航行が不可能になるだろうと予想されている。

東京新聞の記事:https://www.tokyo-np.co.jp/article/194387?rct=world

水不足は差し迫った問題で今すぐに何とかしなければjこの夏が乗り切れないけれど、こうなったのは特に北半球に住む私たち自身に原因がある。便利で快適な生活のために資源を搾取し、消費し、無駄を顧みず、その上、貧窮国の人々を格安労働と位置付けて、それこそ使い捨てのように安い賃金で酷使してきてしまった。 そして、富裕国の社会は当然の様に「貧しい南」から搾取することで、経済が回る仕組みを作り上げた。快適な暮らしは他者と地球全体の犠牲の上に成り立っている。

個人的には新しい服は買わない、プラスティックは極力使わない、石鹸や洗剤はオリーブオイルから自分で作る等できる限り搾取や無駄な消費をしない様に努力はしてきた。何よりも、持続可能な生活を営むために、都市を離れて田舎へと移住することで生活様式を変えた。が、社会の仕組みの一部である限り、問題を先送りしてきた責任は逃れられない。ことの重大さはわかっているつもりだが、身に降りかかってより切実に実感している。

10日近くも続く異常な猛暑が2回も続き、しかも一回目は6月という早い時期だったこと、あちこちから聞こえて来る水不足の話。去年までは、そんなに切羽詰まった思いはしなかったが、今年は去年とは違う。来年は最高気温が50度を超えるのではないだろうかと、心配する人もいる。

夏はやっと中盤に差し掛かったところだ。10月に入ってからも30度を超える猛暑日が続くことは頻繁にある。昔は9月に入るとすぐに雨が降ったと聞いた。2017年に起きた大規模森林火災は10月に入ってからだった。

私たちは、どうしようもなくなれば移動できる。日本に戻ることも、欧州内であれば他国・地域に移住することも可能ではある。だが、沈没しつつある船のどこへ移住しようとも、安全な場所はない。...同じ地球上で気候変動から逃れることはできないのだ。温暖化の最前線で何とか生きていく術を探りながら、ここに留まって生活することも一つの責任の取り方かもしれない。

地球の変動に、もう気づかぬふりはできない。