在外公館投票
公示日6月22日、国内投票日7月10日の第26回参議院銀通常選挙の投票のため、リスボンの在ポルトガル日本大使館に行ってきた。ポルトガルでの投票は6月23日から7月2日まで、土日も含めて連日9時30分から17時となっている。
ポルトガル在住の日本人は数年前に600人を超えたと聞いたので、現在でも1,000人はいないのではないだろうか。そのうち、何人に選挙権があって、何人が実際に投票するのか、以前聞いた時には投票する人の人数が随分少なくて驚いた。何人だったかはもう、覚えていない...。
現在、国際郵便は全く機能していない。例えば日本からポルトガルまで郵便物を送る場合、少し前までは封書とハガキは航空便で送れたが、その他は船便しかなかった。現在ではEMSも使えるというが信じられないほど時間が掛かるという。コロナで旅客機の便数が激減したために、郵送日数が随分と掛かるようになったことは知っていた。そして、ロシアのウクライナ侵攻で今度は欧州からアジアへのロシア空域が使えなくなった。便数もコロナ・ウクライナ情勢以前と比べると激減したままだ。
それで、記入済み投票用紙はどのように日本まで、期限以内にたどり着くのか、投票ついでに大使館に聞いてみた。7月2日に投票が締め切られると、用紙を持って大使館員がパリの日本大使館まで持っていく。パリの大使館には他の在ヨーロッパ日本大使館からも持参された投票用紙が届き、全て集まった投票用紙は大使館員が日本まで持参する、ということだった。つまり、大使館員が投票用紙を持って、専用機か通常の旅客機かは知らないが、飛行機で日本まで持っていくというのだ。
ロシア空域を通過しないでヨーロッパから日本まで飛ぶと15時間以上はかかる。ご苦労様である。
日本の投票率は随分と低い状態が長年続いている。それでも、在外投票で投票用紙がどのように扱われているかを見ると、選挙権はかなり重要な権利と考えられていることがわかる。
現在の日本の、そして世界の状況に満足している人は少ないと思う。現状打破には地道ではあるが選挙権を行使することは大切。できるだけ多くの人が投票所に向かうことを願う。
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