ウクライナの難民

3月の初め頃、ローザからウクライナからの難民がこのあたりにも到着し始めている、と聞いた。他の村人からも近くの町に数人来ているらしいという噂があった。

PCR検査のために出発二日前にリスボンに到着。夜、街を歩いているとホテルのある行政区役所の前に人が集まっている。報道陣もカメラなどを構えて陣取っている。何事かと思って聞いてみると、これからバスでウクライナからの難民が到着するので、彼らを歓迎するために集まっているのだ、ということだった。私たちはそのまま通り過ぎてしまったが、翌日のテレビニュースで大きく報道されていた。

気がついてみると、宿泊しているホテルにもウクライナ人らしい人が散見させるようになった。リスボン出発の当日、ホテルのチェックアウトをした頃には、かなりの人数のウクライナ人が泊まっているようだった。

逃げてきた人々はそれぞれに大変な経験をしてきたのだろう。多くの難民はポルトガルに住んでいる親族を頼ってきたのだと思われる。ここまでくれば、とりあえずは身の安全は確保できるが、彼らの前途には何が待っているのだろうか。