コロナ禍とロシアのウクライナ侵攻、そして一時帰国 その4

前の便で到着した乗客の抗原検査が手間取り、「密」の状態を避けるために、 羽田空港に着陸してから飛行機の中で30分ほど待機させられた。

飛行機を降りると、矢印に沿って検査会場まで誘導させられた。要所要所にはスタッフが待機していた。何だか随分、歩いた気がする。そして検査会場へ。搭乗前に質問書はすでに記入してQRコードを作成し、誓約書もすでに署名済み。着陸してから1時間15分程度、思ったよりも順調に書類のチェックが終わった。抗原検査の結果が出るまで1時間から2時間かかると聞かされるが、実際には30分くらいで陰性結果が。

必要な条件全てをクリアしていたので、強制隔離は要求されないことになった。因みに強制隔離を求められないための条件とは3月1日の時点で、以下のようなものである。

チェックイン前72時間以内のPCRなどの検査結果が陰性であること、それを証明する書類が厚生労働省指定の書類またはそれに準じるものであること。

空港でのコロナの検査結果が陰性であること。

入国14日前までの滞在国が指定国・地域でないこと。

予防接種3回が終了していること。

余談であるが、強制待機させられる人の中には空港周辺の待機用ホテルが満員な場合、チャーター便や専用バスなどで地方の空港周辺のホテルに連れて行かれることもある、聞いた。

入国審査が済んで、すでにベルトコンベアから降ろされていた。私の荷物はリボンが結んであったりするので、すぐにわかる。手荷物カートに荷物を乗せて税関を通過、到着ロビーに出てくるまで大して時間はかからなかった。まだ21時前なのに、羽田空港第三ターミナルは閑散としている。インフォメーションも閉まっている。最初に、一番大きなスーツケースを宅急便で送らないと、身動きが取れない。だいたい宅急便はやっているのだろうかと心配しながら、警備の警官に聞いてみると場所を教えてくれた。よかった、やってた...。

スーツケースを送り、ほとんど走るようにして成田空港行きの列車に乗り込んだ。23時には、宿泊先の最寄駅に到着、宿の主人が車で迎えに来てくれた。

購入した航空券はリスボン/ヘルシンキ/成田便。ヘルシンキから東京までは飛行時間が9時間半と短い。一番安い航空券が日本航空とフィンランド航空のコードシェアだったので、ラッキーだ、と思いながらこの航空券を購入したのだ。成田に飛んでいれば到着は同日午前10時のはずだった。羽田で入国に時間がかかって終電が出てしまったならば、空港で夜明かしして翌日、宿に向かおうと考えていた。何はともあれ、無事に、しかも到着当日に宿に到着してよかった。和室の布団の中で、今頃羽田空港にいなくてよかった、としみじみと思った。

                                      終わり