コロナ禍とロシアのウクライナ侵攻、そして一時帰国 その2

一時帰国の準備がほぼ整い、ほっと一息ついた頃、ロシアのウクライナへの軍事侵攻は深刻になっていた。

2月24日にロシアがウクライナに侵攻。26日には米国、カナダ、英国及び欧州諸国が「国際銀行間通信協会」SWIFTからのロシアの一部銀行の排除を、 27日にはロシアに対する欧州領空使用禁止を合意。報復措置として、ロシアは欧州に対して自国領空を封鎖した。

フライト・レーダーを見てみるとウクライナやベラルース上空を通過する飛行機はない。3月2日の時点でシベリア上空を飛んでいる便は格段に減ってはいたが、日本の航空会社の便はまだ飛んでいた。

https://www.flightradar24.com/39.72,-7.36/8

気になるのは自分のフライトである。元々のフライトはリスボンからフィンランドで乗り換えて日本に向かう便であった。チケットは日本航空の公式サイトで購入、日本航空とフィンランド航空のコードシェア便である。3月2日の時点では欠航にはなっていない。フィンランド航空のサイトでは毎日運航のヘルシンンキ/成田便は3月6日まで欠航、3月9日から運航を再開するが、運航経路を変更するために飛行時間が長くなるとなっている。私のフライトは8日だが、この便に関しての情報はない。

心配になって日本航空に問い合わせると、私が乗ることになっていた便は欠航、10分遅れでヘルシンキを離陸する別便への変更が可能だという返事が来た。変更了承の返事を送ったのが3月3日の午前中。旅程をチェックすると飛行時間は欠航便と変わらない。シベリア上空を飛行する予定になっているのだ。

3月3日午後には、全日空がロシア上空を通過しない運航経路に変更すると発表した。この様子だと、日本航空も運航経路を変更するのだろう。3月3日の夜の時点で変更後のeチケットはまだ届いていなかった。

次にメールが来たのは3月4日の朝。一度変更になったヘルシンキ/成田便(これは実はヘルシンキ/羽田便の間違いだった)が欠航となることから、 ロンドン/羽田便に変更になるという。想像はできるが、日本航空も他の航空会社もひどく混乱しているのだろう。再度メールのやり取りの後、やっとリスボンからロンドン便、ロンドンから羽田便への変更が完了した。

飛行予定を見てみると、ロンドン出発が定時よりも数時間遅れ、通常ならば11時間ほどで日本に着くのが、飛行時間が16時間となっている。3月5日夜の時点で、変更の確認はできたがeチケットはまだ発行されていない。

リスボンで泊めてもらうはずの友人から電話があった。彼女の連れ合いが仕事で会社の同僚と共にスペインに行っていたのだが、グループの一人がコロナの陽性になってしまったという。連れ合いの彼は、去年12月にすでに一度コロナにかかっている。「だったら大丈夫なんじゃないの」というと、陽性になった同僚も、一度コロナにかかっているというのだ。

リスボンには明日の午後に出発する。さて、どうしよう...。

 

写真は3月4日のフライトレーダーのスクリーンショット。

シベリア上空

ウクライナ上空