輸送距離ゼロのクリスマス・ディナー2021
さて、今年のクリスマスはどうしようか。直前まで誰と、どこで、どう過ごすのか決まらなかった。コロナ禍下のクリスマスも、今年で2回目である。
直前の20日に、友人のトムとリンからテーマを決めてクリスマス・ディナーをやらないかとメールが入った。選択肢は二つ。まずは干し鱈の料理など、伝統的なポルトガルのクリスマス・ディナー。二つ目は地産の材料を使った創作クリスマス・ディナー。ちょっと離れているところに住んでいるエティも含めて何回かのメールのやり取りの末、輸送距離ゼロのクリスマス・ディナーに挑戦することに決まった。
材料はほぼ全て、自分たちの農園や庭から収穫された野菜や果物。但し、塩やスパイスは輸入品だ。輸送距離が一番長かったのは、29キロ離れた村からやってくるエティだったかも!
それでは早速メニューをご紹介しよう。
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2021年12月25日 クリスマス・ディナー メニュー
めざせ! 輸送距離ゼロ
前菜
イラクサのスープ(私たち)
じゃがいも、いらくさ、ハコベ、パセリ、玉ねぎ、塩、胡椒
玉ねぎ:地元農家から購入(2キロ)
塩:ポルトガルの大西洋沿岸の塩田(70キロ)
胡椒:不明
主菜
パースニップとくるみのテリーヌ...もどき(リンとトム)
パースニップ、くるみ、長ネギ、玉ねぎ、にんにく、オリーブオイル、ケール、アマランス、卵、ナツメグ
卵:地元農家から購入(1キロ)
ナツメグ:不明
ベイクト・ベジタブル(私たち)
ビート、人参、玉ねぎ、オリーブオイル、エルサレム・アーティチョーク、パンプキン、にんにく、さつまいも
パンプキン:村の隣人からもらった(輸送距離ゼロ)
にんにく: 地元農家から購入(2キロ)
さつまいも:地元の有機農家から購入(7キロ)
ロースト・ポテト(私たち)
じゃがいも、オリーブオイル
付け合わせ/サイドディッシュ
サラダ(リンとトム)
各種サラダ菜、レモンバルム、ボレージ、トマト
トマト:私たちの温室から(4キロ)
ドレッシング(リンとトム)
アップルサイダービネガ、オリーブオイル、自家製チャツネ
ソース(私たち)
ケープ・グズベリー、蒸留酒、砂糖
砂糖:不明
きゅうりの漬物(リンとトム)
きゅうり
デザート
酔っ払いの梨(エティ)
梨、ワイン、ポルトワイン、アイスクリーム、ラベンダーの花、小果実
ポルトワイン:もちろん、ポルトガルのポルトから(100キロ)
アイスクリーム、小果実:不明
飲み物
ハウスワイン(リンとトム)
スパイス入り暖かいグレープジュース(私たち)
グレープジュース、はちみつ、カルダモン、クローブ、ナツメグ
はちみつ:エティ(30キロ)
カルダモン、クローブ、ナツメグ:不明(遠方の国々)
ハーブ・ティ(リンとトム)
レモンバーベナ
注:全材料表示。自家製でないものは別途、輸送距離数と共に全材料表示の下に記載。私たち5人の間でやり取りした材料についても輸送距離数を表示した。
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多少説明を付け加えたい。私たちの場合、自家栽培した玉ねぎがクリスマス・ディナーの直前に使い切ってしまったため、地元の農家から購入することになった。リンとトムが購入した卵は、私たちの村の隣人からもらったものを使う予定だったが、受け渡しがうまくいかず、購入することになった。エティは自宅周辺の作業が大変で、思ったよりも手が回らずに購入品が増えてしまった。
家庭菜園がなければ難しいが、塩とスパイス類さえ入手できれば、輸送距離ゼロでもファッショナブルで美味しいディナーは十分に可能だった。今回はベジタリアンのメニューとなったが、鴨を飼っている友人も巻き込めば鴨のローストも夢ではない。
人類が真剣に地球環境問題に取り組んでいくならば、地産地消は不可欠。今回は実験的にやってみたが、いざとなれば何とかやっていけそうだ。
写真の説明(上から)
イラクサのスープ
パースニップとくるみのテリーヌ(もどき)
ベイクド・ベジタブル
サラダ




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