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ポルトガルは7月22日の時点で、全人口の70%以上が少なくとも予防注射の1度目の接種を終えている(RTP Noticias)。今後、予防接種完了者数の増加に応じて、順次、規制緩和を適用していくという。

ポルトガル全体で感染者数が減っているわけではない。大都市など、場所によっては感染者数だけを見れば危険水域ではないのかとも思える。地域格差もあるようで、例えばポルトガル北部中央部では感染者数ゼロが続いている場所もある。私は専門家ではないが、たとえ感染者が増えていても、実感として重症患者が増えているわけではないような印象もある。

欧州全体については、欧州疾病予防管理センター(ECDC)が毎週、更新しているCombined Indicator Map(統合指標地図)を見ると、少なくとも6月半ばから現在まで、ざっくり言って感染者数は増加している。

欧州疾病予防管理センターのリンクはこちら

https://www.ecdc.europa.eu/en/covid-19/situation-updates/weekly-maps-coo...

 

これまで感染者数を抑えてきた優等生だった国々が、今になって感染者増に四苦八苦している。デルタ株が従来のコロナウイルスに置き換わってきているからだということだ。規制が緩和されれば、日本や英国への一時帰国も可能になってくるのでそれは助かる。が、本当に規制緩和して大丈夫なのだろうか 。

 

==以下、在ポルトガル日本大使館からのメールから抜粋==

...ポルトガル政府は...現状の分析・評価や専門家の意見を踏まえ、8月1日から導入する段階的緩和措置の新方針を決定。...同1日からは大陸部全土において、一律的に以下の段階的緩和措置が適用される。

1.第1段階:8月1日開始(人口の57%にワクチン接種完了)

(1)23時以降の公道移動制限の撤廃

(2)公共保健衛生上の規制(むやみに外出しない義務、マスク着用、体温管理、感染検査推進等)や空路・水路・陸路による水際措置は現状維持

(3)収容人数66%までの観劇の開催

(4)ディスコ、ダンスサロン、祭事場、民俗的祭事、仮装行列を除いて、これまで閉鎖されてきた施設の全面的再開

(5)バー及び(ショーのない)類似の飲酒店舗は保健総局規則に従う限り営業を再開

(6)テレワークを義務化から推奨へ(これは島嶼部も含む全国)

...

(9)金曜19時以降、週末及び祝祭日における飲食店内の利用に際する、陰性証明又はEUデジタル証明の提示義務(注:現行では昂リスク及び高昂リスクに指定された大陸部自治体のみ)...

2.第2段階:9月5日開始予定(人口の71%にワクチン接種完了)

3.第3段階:10月開始予定(人口の85%にワクチン接種完了)

===抜粋、ここまで===

先週の日曜日にレストランに行ったら、予防接種済証明書の提出を求められた。私は偶然、持参していたが、持っていなかった連れ合いは簡易テストをその場で行って、陰性でなければ入店できないと告げられ、2.50ユーロの簡易テストを購入。レストランのトイレで検査をして陰性と出たので無事に入店できた。

だけど、レストラン側はそんなにきっちりと見ているわけではない。私の予防接種済証明書だって、財布から出して見せたらそれでOK。名前も内容も確認しなかった。簡易テストも、やったらチラッと横目で見てそれで終わり。

週末にポルトに出かけた友人も、一応、予防接種済証明書の有無は聞かれるが、持っているのであると言ったら、信用するから見せなくてもいいと言われたという。

写真は欧州疾病予防管理センターのサイトから転載したCombined Indicator Map(統合指標地図)